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開発物語

日本の現状

オッセオインテグレーションは、瞬く間に世界に普及しました。主導権を握ったのは、ブローネマルクの祖国のスウェーデンでした。しかし、欧米では普及したものの日本ではなかなかブローネマルク型のインプラントは広まりませんでした。

原因として言われているのが、当時日本で行われていたインプラントがオッセオインテグレーションタイプではなく、確実性が低かったことです。当時の日本ではセラミックのインプラントが普及してしまったため、トラブルになってしまうことも決して少なくありませんでした。一部ではチタンが使用されていましたが、オッセオインテグレーション型ではないインプラントでした。

そのため、治療に信用性がなく、歯科医師がオッセオインテグレーション型での技術の習得にお金と時間をかけるだけの情熱を持てなかったのです。確かにオッセオインテグレーションインプラント以前のインプラントには科学性が欠如しており、高い熟練技術が必要なわりには確実性も劣りました。

このため、歯科医師も大学の歯学部関係者もなかなか飛びつくことができなかったのでしょう。その結果、オッセオインテグレーション・インプラントへの注目がなかなか集まらず、画期的なシステムであったにもかかわらず普及が遅れてしまったのです。

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