アフターケア
長持ちするには?
かつて、古代のインプラントは石や貝殻、ときには奴隷の歯をむりやり顎の骨にくっつけるという代物でした。強度もあまり得られず、長持ちもしなかったと見られます。
ブローネマルクによるチタンと骨が強く結合する現象である「オッセオインテグレーション」の発見は、何十年も長持ちするインプラント(人工歯根)の実現につながったのです。しかも、天然の歯と同じように硬いものを噛めるだけの質も持ち合わせているのです。
膨大な研究によって、健全なインプラントの周りの骨は年間0.1ミリ下がることがわかっています。そして、深さ4ミリまで残っていると噛む力を支えることができるのです。つまり、長さ8ミリなら40年、10ミリなら60年、12ミリならなんと80年という十分すぎるような長持ちが期待されているのです。
大事に使っていけば、本来長持ちするものです。ブローネマルクが最初にインプラントを埋め込んだ患者さんも、その後40年もの間にわたって同じものを使用し続けています。ブローネマルクの発見によってインプラントは長期間の使用に耐えられるようになったのです。


